一覧に戻る文学・評論カフカの「城」他三篇森泉岳土カフカの長編「城」と短篇三作を漫画として再構成した一冊。たどり着けない城、官僚機構の迷宮、夢と現実が滲む世界を、線と余白で描き起こす。表紙は墨の細い輪郭で組まれた女性の横顔と尖塔、白い鳥、色の異なる三つの球体が同じ画面に浮かぶ構図。地は白く、ターコイズと朱、黄緑の太い欧文タイトルが重なって、都市と天体が夢のなかで同居するような距離感を生む。物語の不条理を、装丁の浮遊感が静かに引き受けている。About出版社河出書房新社出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁セキネシンイチ制作室(関根信一+森敬太)Amazonで見る