一覧に戻る文学・評論囁き男Alex+North+美保+菅原誘拐犯〈囁き男〉の事件を軸に、息子を失った父と少年、刑事たちの記憶と恐怖が交錯する英国発のサスペンス。漆黒の地に浮かぶのはアーチ型の格子窓で、その奥には絡みあう葉と、こちらを覗き返す二つの白い眼が鉛筆画のような筆致で描き込まれる。タイトルは血のにじむような赤の手書き文字で日本語と英語を重ね、囁き声の不穏さを視覚に翻訳した。窓越しに何かが息をひそめている──その気配だけを残す表紙である。About出版社小学館出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画阿部結Amazonで見る