一覧に戻る文学・評論自我の構図三浦綾子人間の自我というつかみどころのないものを、信仰や日常の機微から見つめ直したエッセイ集。雪を頂く山、朱に染まる紅葉、白樺の幹、岩礁を洗う波——版画風のイラストレーションが、寒色の灰と差し色の朱で四季のうつろう北の風景を一枚に収める。中央に置かれた白い余白に縦書きの明朝体でタイトルと著者名が静かに据えられ、にぎやかな自然と引き算された文字組のコントラストが、揺れ動く心を一歩離れて俯瞰する書き手のまなざしと響き合う。About出版社小学館出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画原口祥絵Amazonで見る