一覧に戻る
ざんねんなスパイ
文学・評論

ざんねんなスパイ

一條次郎

1955年式のアメリカ車を駆る一匹の哺乳類――その姿に「老いたスパイのバラード」という副題が重なる、ユーモアと哀愁が同居する長編。白地のカバーに、青いステーションワゴンと運転席に座るレッサーパンダ風の生き物が線描と淡彩で軽やかに置かれ、車体や余白には弾痕のような黒い染みが散る。手書き風の英字ローマ字注釈が車を取り囲み、照準のような円が重なって、図鑑とスパイ手帖を混ぜたような誌面に仕上がっている。残念さと洒脱さの両義性が、装画の脱力した筆致と紙の白さで静かに予告されている。

About

出版社
新潮社
出版年
2018
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

Amazonで見る情報の訂正を提案
『フォルトゥナの瞳』 装丁: 新潮社装幀室 書影

フォルトゥナの瞳

百田尚樹

装丁新潮社装幀室

装画辻恵

新潮社 / 2015年

文学・評論
『臆病な詩人、街へ出る。』 装丁: 新潮社装幀室 書影

臆病な詩人、街へ出る。

文月悠光

装丁新潮社装幀室

装画オカダミカ

新潮社 / 2021年

文学・評論
『笹の舟で海をわたる』 装丁: 新潮社装幀室 書影

笹の舟で海をわたる

角田光代

装丁新潮社装幀室

装画石井理恵

新潮社 / 2017年

文学・評論
『希望のゆくえ』 装丁: 新潮社装幀室 書影

希望のゆくえ

寺地はるな

装丁新潮社装幀室

装画嶽まいこ

新潮社 / 2024年

文学・評論
『ナボコフ・コレクション ロリータ 魅惑者』 書影

ナボコフ・コレクション ロリータ 魅惑者

ウラジーミル・ナボコフ

新潮社 / 2019年

文学・評論
『ファイティング40、ママはチャンピオン』 装丁: 新潮社装幀室 書影

ファイティング40、ママはチャンピオン

鈴木一功

装丁新潮社装幀室

装画野田彩子

新潮社 / 2016年

文学・評論
『拡張する脳』 装丁: 水戸部功 書影

拡張する脳

藤井直敬

装丁水戸部功

新潮社 / 2013年

科学・テクノロジー
『さきちゃんたちの夜』 装丁: 新潮社装幀室 書影

さきちゃんたちの夜

装丁新潮社装幀室

装画ほしよりこ

新潮社 / 2013年

文学・評論
『初夏の色』 装丁: 新潮社装幀室 書影

初夏の色

装丁新潮社装幀室

装画小関セキ

新潮社 / 2013年

文学・評論
『猫をおくる』 装丁: 新潮社装幀室 書影

猫をおくる

野中柊

装丁新潮社装幀室

装画牧野千穂

新潮社 / 2019年

文学・評論
『隣のずこずこ』 装丁: 新潮社装幀室 書影

隣のずこずこ

柿村将彦

装丁新潮社装幀室

装画真造圭伍

新潮社 / 2018年

文学・評論
『箱とキツネと、パイナップル』 装丁: 新潮社装幀室 書影

箱とキツネと、パイナップル

村木美涼

装丁新潮社装幀室

装画植田たてり

新潮社 / 2020年

文学・評論
『怒りの葡萄(上)』 装丁: 新潮社装幀室 書影

怒りの葡萄(上)

SteinbeckJohn、伏見威蕃

装丁新潮社装幀室

装画柳智之

新潮社 / 2015年

文学・評論
『海と山のピアノ』 装丁: 新潮社装幀室 書影

海と山のピアノ

いしいしんじ

装丁新潮社装幀室

装画くまあやこ

新潮社 / 2016年

文学・評論
『雪の練習生』 装丁: 新潮社装幀室 書影

雪の練習生

多和田葉子

装丁新潮社装幀室

装画庄野ナホコ

新潮社 / 2013年

文学・評論
『君がいないと小説は書けない』 装画: 朱疋 書影

君がいないと小説は書けない

白石一文

装画朱疋

新潮社 / 2022年

文学・評論
『味なメニュー』 装丁: 新潮社装幀室 書影

味なメニュー

平松洋子

装丁新潮社装幀室

新潮社 / 2018年

文学・評論
『象の皮膚』 装丁: 新潮社装幀室 書影

象の皮膚

佐藤厚志

装丁新潮社装幀室

装画大塚文香

新潮社 / 2021年

文学・評論