一覧に戻る文学・評論私小説市川たくじ高校一年の春から四十年、ひとりの女性をひたすら想い続けた男の物語。発達障害を抱えながら愛妻家であり続けた著者自身による私小説である。表紙は上半分を占める水彩風のコラージュで、淡い緑の葉叢の隙間からピンクや青の家並みが顔をのぞかせる。白い余白に灰色で穏やかに組まれた書名、青いインクで添えられた縦書きの惹句。にぎやかな草花と静かな余白の対比が、不器用さの奥にある一途な心情を映している。About出版社朝日新聞出版出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁泉沢光雄装画杉山巧Amazonで見る