![私の半分はどこから来たのか AID[非配偶者間人工授精]で生まれた子の苦悩](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fbgutgfpjlsaxdprarhhr.supabase.co%2Fstorage%2Fv1%2Fobject%2Fpublic%2Fcovers%2F2304c230-352d-4855-a2b7-f34d242cf237.webp&w=3840&q=75)
AID(非配偶者間人工授精)で生まれた人々が、自らの出自と向き合い「自分の半分はどこから来たのか」を探していく軌跡を追ったノンフィクション。日本とオーストラリアの当事者や医療現場への取材から、生殖技術が生み出すアイデンティティの空白と、それを埋めようとする葛藤を描く。淡い水色の空のような背景に、関節で分節された木製マネキンの上半身が据えられ、頭部や胸の一部が透明な素材に置き換わっている。組み立てられた身体と欠けたピース、縦組みの白い明朝体タイトル。半分が見えないという主題が、装画の不在の輪郭としてそのまま立ち上がる一冊。

著クォンナミ、藤田、麗子、ライター
装丁鳴田小夜子
装画花松あゆみ
平凡社 / 2024年
文学・評論