一覧に戻る文学・評論みずは無間無間」は終わりのない時間や深い淵を含意する語。タイトルは、有限の生と無限のあいだに置かれる思索を予感させる。夜の草原に佇む二人の後ろ姿越しに、雲が裂けて星雲の青と緑がのぞく構図は、足元の暗がりと天空の光をひとつの画面に閉じ込める。「無間」の二字を大小と透過度を変えて重ねた書体処理が、層をなす時間の奥行きを生み、白い和文タイトルが静かに立ち上がる。仰ぐべきものへ向かう視線を、声を抑えて差し出す装丁。About出版社loundraw出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁伸童舎装画loundraw(FLAT STUDIO)