一覧に戻る文学・評論にじゅうよんのひとみ24歳という岸辺にたたずむ女性のひと夏を描いた長編小説。海辺で立ち止まる少女の横顔に、白い大ぶりのひらがなが画面の右側を縦にしたたり落ち、波打ち際の青と静かに呼応する。シャツは白、短パンは陽の名残のような黄。柔らかな筆致のイラストレーションに、欧文の副題と縦組みの著者名がそっと添えられ、揺らぐ自意識と前を向こうとする息づかいが、波音のようなトーンで一冊に包まれている。About出版社loundraw出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画loundraw(FLAT STUDIO)Amazonで見る