一覧に戻る文学・評論バニラな毎日賀十つばさ日々の中にひそむ甘やかな時間を、菓子を通してすくい取る一冊。白い背景に焼き菓子が層となって並び、小さな赤い実と淡い色の葉が余白を渡る。パイの表面に刻まれた渦巻きや葉脈状の文様が、生地の厚みと手仕事の温度をそのまま伝える。タイトルは八角形に切り取られた小さなプレートに収まり、賑やかな素材のあいだに静かな呼吸の場を残す。香りと暮らしのあわいが、紙面の上で穏やかに重なってゆく。About出版社幻冬舎出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜Amazonで見る