一覧に戻る文学・評論吹上奇譚 第四話 ミモザ吉本ばなな海と山に囲まれた吹上町を舞台にした連作の完結編。除霊師の美鈴と再会した語り手が、欲と本質、自然の力に向き合う長編。満月の夜空の下、石造りの天使や獅子に囲まれて黄色い花束を抱く少女が中央に立つ装画は、紫陽花のような花群と青い円柱を左右対称に配し、絵物語のような祭壇めいた構図をつくる。白地に黄色の題字パネルを重ねた帯がこの幻想的な絵画世界を静かに地上へつなぎとめている。About出版社幻冬舎出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大久保明子装画原マスミAmazonで見る