一覧に戻る文学・評論静かな炎天若竹七海夏の街で起こる小さな事件を追う、女性探偵・葉村晶を主人公にした短篇集。じりじりと照りつける季節の光と、その底にひそむ人の翳りを淡々と描く。表紙は黄からオレンジへ滲む地に赤い太陽が浮かび、帽子とコートの細身の人物が街影を背に立つ。足元には開いた一冊と色とりどりの本が無造作に散らばり、長い影だけが静かに伸びていく。炎天と呼ぶには穏やかすぎる光景が、題名の温度を画面にそのまま翻訳している。About出版社文藝春秋出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大久保明子装画杉田比呂美Amazonで見る