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ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊
文学・評論

ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

木犀あこ

お客様の快適な滞在のため」を掲げるホテルに棲みつく亡霊たちと、彼らが招くあらゆるトラブルを瞬時にさばいてゆく敏腕コンシェルジュ。生者と死者が同居する館の怪奇とユーモアが描かれる。漆黒を背景に、赤い制服の青年が中央に立ち、淡い青で滲ませた紳士や眼鏡の女性、燭台を掲げる影が背後に浮かぶ。白い角張ったカタカナが大小を変えて画面を横切り、数字「444」も装飾的に組まれる。生者の鮮烈な赤と亡者の青みの対比が、この館の奇妙な賑わいをそのまま閉じ込めている。

About

出版社
講談社
出版年
2019
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

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