一覧に戻る文学・評論人狼ゲーム BEAST SIDE川上亮生徒たちが「人狼ゲーム」に巻き込まれ、疑心と暴力の中で生き残りを賭けるシリーズの一作。閉鎖された集団のなかで人間の獣性が剥き出しになる過程を、緊張感のある筆致で描く。深紅のカーテンを背景に、制服姿の少女と二頭の狼を中央に据えた構図が物語の二面性を象徴し、白く飛沫のように崩れたタイトル文字、流れるような筆記体の英題、足元に整列する制服の少女たちが、優雅さと残酷さを同じ画面で同居させる。色彩を赤・白・黒に絞った静かな緊張が、表題の獣性を内側から際立たせている。About出版社竹書房出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁渡辺高志(GALOP)装画犬倉すみAmazonで見る