一覧に戻る文学・評論公園通りのクロエ野中柊公園のある街角を舞台に、人と動物の行き交う日常を綴る一冊。淡い紫を一面の地として、木漏れ日のような黄色い光が斑に落ちる路上に、麦わら帽子で黒猫を抱く女性と、金色の犬を連れた男性が、距離を保ちながら歩く姿が描かれる。木々のシルエットは画面上部にだけ控えめに置かれ、人物も動物も簡潔な線と平塗りで柔らかい。タイトルは丸みのある白文字で大きく抜かれ、紫の余白に静かに浮かぶ。穏やかな日射しごと街の一場面を掬い取ったような装丁。About出版社祥伝社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁albireo Inc.装画長崎訓子(p.113〜115の爪のあと)Amazonで見る