一覧に戻る文学・評論『吾輩は猫である』殺人事件奥泉光夏目漱石の名作の世界を引き継ぎながら、殺人事件の謎へと踏み込んでいく文学ミステリ。表紙は漫画のコマ割りを思わせる構成で、煙の立ちのぼる赤い空の街並み、こちらを見据える黒と黄の一匹、塀に並ぶ数匹の仔猫、枝にとまる文鳥と二匹の猫が順に展開していく。手描きの輪郭線と限定された色面が、軽やかなコマの連なりの奥に不穏な気配をにじませる。About出版社河出書房新社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)装画長崎訓子(p.113〜115の爪のあと)Amazonで見る