一覧に戻る文学・評論ギデオン―第九王家の騎士― 下MuirTamsyn+月岡小穂骸骨と剣の意匠が示すとおり、死を巡る術と忠誠が交差する長編シリーズの後編。第九王家を舞台にした物語がいよいよ終幕へと向かう。深い藍に星屑が散る画面から、短く切り揃えた黒髪の人物が静かにこちらを見据える。掲げた手のすぐ下、闇に溶けるマントには肋骨めいた白い線がうっすらと浮かび、生身の体と骨の輪郭が一枚に同居する。原題の細い欧文と力強い和文が層をなして重ねられ、硬質なSFと幻想の気配が日本語版の佇まいへと丁寧に橋渡しされている。About出版社早川書房出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁早川書房デザイン室装画たえAmazonで見る