ノンフィクション
プロジェクト・ファザーフッド アメリカで最も凶悪な街で「父」になること
アメリカで最も厳しいとされる地区で「父」になろうとする男たちを追ったノンフィクション。貧困、暴力、差別の連鎖の只中で、子のために言葉を交わし合う者たちの記録だ。表紙はミントグリーンを基調に、ヤシの木が伸びる鮮やかなオレンジの帯を縦に走らせ、フラットなタッチで描かれた三人の人物を中央に据える。重いテーマを抱えながら、近づきやすい風通しをまとう配色とイラストレーションが、本のなかにある希望の手触りをそっと差し出している。