一覧に戻る文学・評論少女不十分西尾維新記憶を辿るように綴られる、ある作家と少女の十日間。実在の体験を下敷きにしたとされる長編は、恐怖と倫理、創作の根にあるものを静かに照らす。表紙は仰向けに沈み込む少女の姿を青紫の照明で覆い、黒髪が画面を縦に裂くように流れる。タイトルは縦書きの白文字で大胆に重ねられ、本文冒頭が淡く透けて顔の周囲に漂う。沈んだ色面と差し込む光、文字と図像の層が、書名の不穏な余白へと読み手を引き寄せる。About出版社講談社出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁コードデザインスタジオ装画碧風羽Amazonで見る