一覧に戻る文学・評論素数とバレーボール平岡陽明41歳の誕生日の朝に青春と再会する——帯の言葉が示すのは、時の隔たりを越えて何かを取り戻す物語の気配だ。表紙は青い海と吊橋を望む風景をコラージュで立ち上げ、紙片や布、印刷物の断片を重ねて水面の揺らぎや橋の質感をつくる。画面に散る数字のかたちと、白抜きの横長帯に置かれた明朝のタイトルが、にぎやかな絵の上に静かなリズムを敷く。手で集めた素材の温度が、人生の途中で出会い直す感触にやわらかい奥行きを添えている。About出版社講談社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画長谷川洋子Amazonで見る