一覧に戻る文学・評論恐竜時代が終わらない山野辺太郎日常の隙間に奇想が静かに滑り込む一冊。タイトルが告げるとおり、恐竜の時代は遠い過去ではなく、いまここに地続きで横たわっているらしい。表紙ではピンクのストライプ壁紙と木の床の室内に、首をもたげた緑の竜脚類がぬっと差し込み、小さな人物がそれを見上げる。足元にはグラスに注がれた飲み物、貝殻、小さな恐竜と写真。手描きの線と柔らかな彩色、右に置かれた白い手書き風の題字、下部に敷かれた緑の帯。途方もないものを当然のように受けとめる視線が、画面と物語のあいだに通っている。About出版社書肆侃侃房出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画ひうち棚Amazonで見る情報の訂正を提案