一覧に戻る文学・評論彩雲国物語 十一、青嵐にゆれる月草雪乃紗衣架空の中華風王朝を舞台に、人々の交錯を描き続けてきた長編シリーズの十一巻目。副題「青嵐にゆれる月草」が、巻ごとに移ろう季節と心情の細やかさをほのめかす。表紙では水彩で描かれた人物像が中央に立ち、薄青と緑がにじむ衣の裾が風に流れ、背後には朱の紅葉と青い雲気が交差する。深い藍の銘板に白く抜かれたタイトルが画面右上を引き締め、余白の白が湿度ある筆致を静かに支える。風に揺れる草のように、巡る時間と人の縁を一枚に映した装い。About出版社KADOKAWA出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木亨装画弥生しろAmazonで見る