一覧に戻る文学・評論先導者第19回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作。漆黒に縁取られた中央で、淡い髪の人物がこちらへ視線を投げる。黄味を帯びた光と血を思わせる赤、肌や背景に走る亀裂状の描線が、聖性と凄惨さの境を曖昧にする。書名は白の明朝で右側に大きく縦組みされ、人物の静かな表情と対をなして画面の不穏を引き締める。光と血を一身に湛えた像が、「導き手」というモチーフの両義性を告げる。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画遠田志帆(JUN KIDOKORO DESIGN)