一覧に戻る文学・評論幻想古書店で珈琲を神保町の古書店を舞台に、書物にまつわる謎と人々の想いが交差する幻想譚。表紙は薄暗い古書店の内部を細密に描いた装画で、ステンドグラスの窓、積み上げられた古書の塔、揺れるランタンの灯、そして書物の上に腰掛ける青年の姿が、深い緑と琥珀色の光の中に浮かび上がる。タイトル文字は右上に縦組みで配され、画面の静謐さを損なわず物語の入口を示す。古書と灯火の温度がそのまま、本を介した邂逅の気配を立ち上げている。About出版社蒼月海里出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画六七質