
笑いを生業とする9人の父親たちに、子育てと父親としての学びを尋ねた一冊。表紙は白地に、コック帽やマイク、子どもを抱く姿など、それぞれの個性を線画で描いた群像が中央に配される。「父勉と子育て」の大ぶりな明朝タイトルが画面を縦横に走り、下半分には鮮やかな朱色の帯が大きく入って、推薦文と著者名を引き締める。手描きの軽やかさと、朱と黒のはっきりした配色が、肩肘張らない父親論の親しみやすさをそのまま誌面に映し出している。
著Heikala 倉地三奈子
装丁こまゐ図考室+駒井和彬
マール社 / 2021年
アート・建築・デザイン