一覧に戻る文学・評論悲嘆の門(下)都市の片隅に潜む悪意と、それに抗おうとする人々を描く長篇の下巻。表紙は鉛筆による繊細な線描に淡い水彩を重ね、白い余白の中に少年と少女、遠くに佇む小さな人影、翼を持つ石像、古びた円塔、そして地平に並ぶ摩天楼を配する。現実と異界、日常と神話が同じ画面の上に地続きで並ぶ構図が、物語の枠組みをそのまま視覚化している。墨書のような題字の重みが、軽やかな線描を静かに引き締めている。About出版社君野可代子出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁岡孝治装画君野可代子