一覧に戻る文学・評論夜の果てへの旅(下)-新装版CélineLouis-Ferdinand+生田耕作医師バルダミュの放浪を描く、二十世紀フランス文学の代表作、その下巻。植民地から米国、そしてパリ郊外へと続く、生と死を抱えた旅路が綴られる。深い黒褐色の地に、鉄兜らしき被り物の人物が細い線描で浮かび、十字架めいた墓標と白い骨片が周囲に散る。白で抜かれた大ぶりの和文タイトルが画面を斜めに横切り、淡い藤色の仏題と原著者名が静かに添えられる。震える線と闇の重さが、夜の果てへ向かう足取りを引き受けている。About出版社中央公論新社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁中央公論新社デザイン室装画タダジュンAmazonで見る