一覧に戻る文学・評論廉太郎ノオト谷津矢車夭折の天才音楽家・滝廉太郎の青春を描く歴史小説。「荒城の月」「花」を遺した若き作曲家が、洋楽黎明期の明治を駆け抜けた日々を、史料と想像力のあいだで丁寧に立ち上げる。表紙は淡い水彩で、白シャツの少年と黒いグランドピアノ、傍らの曲木椅子を窓辺の光のなかに配した一枚。緑と水色の筆触が窓の格子越しに揺れ、楽譜や葉影のようにも見える。タイトルは行書めいた縦組みで余白に置かれ、帯の「明治×音楽×青春」が画面を引き締める。音が立ちのぼる瞬間の透明な静けさが、一人の音楽家の短い生涯と重なる。About出版社中央公論新社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画君野可代子Amazonで見る