
叛徒
裏切り者を意味する一語が、関係の張り詰めた物語を予感させる。漆黒の地に、白い頭の鳥と黒い鳥が身を寄せ合い、そこから赤・黄・橙の細い線が幾筋も画面の外へと流れていく。光と影、対照的な二羽のあいだに、神経のように張り巡らされた色彩の糸。書名は太く白い字で揺るぎなく据えられ、闇のなかに刻みつけられている。糸が縛るのか繋ぐのか——その判別を留保したまま、装丁は叛意の輪郭だけを静かに浮かび上がらせる。

裏切り者を意味する一語が、関係の張り詰めた物語を予感させる。漆黒の地に、白い頭の鳥と黒い鳥が身を寄せ合い、そこから赤・黄・橙の細い線が幾筋も画面の外へと流れていく。光と影、対照的な二羽のあいだに、神経のように張り巡らされた色彩の糸。書名は太く白い字で揺るぎなく据えられ、闇のなかに刻みつけられている。糸が縛るのか繋ぐのか——その判別を留保したまま、装丁は叛意の輪郭だけを静かに浮かび上がらせる。

著渡辺淳子
装丁鈴木久美+坂野公一
装画マメイケダ
光文社 / 2019年
文学・評論
著HearnLafcadio、平川祐弘
装丁坂野公一
装画Mortimer Menpes
河出書房新社 / 2024年
文学・評論
著伊吹亜門
装丁坂野公一
装画水沢そら
小学館 / 2024年
文学・評論
著矢野アロウ
装丁坂野公一
装画たけもとあかる
早川書房 / 2023年
文学・評論
著嶺里俊介
装丁坂野公一
装画かわいちともこ
光文社 / 2023年
文学・評論
著朝宮運河
装丁坂野公一+吉田友美
装画木原未沙紀
KADOKAWA / 2023年
文学・評論
著朝宮運河
装丁坂野公一+吉田友美
装画木原未沙紀
KADOKAWA / 2023年
文学・評論
著佐野洋、日下三蔵
装丁坂野公一+吉田友美
装画天野喜孝
筑摩書房 / 2023年
文学・評論
著吉岡暁、曽根圭介、雀野日名子、田辺青蛙、朱雀門出、国広正人
装丁坂野公一+吉田友美
装画jyari
KADOKAWA / 2023年
文学・評論
著小林泰三、沙藤一樹、朱川湊人、森山東、あせごのまん
装丁坂野公一+吉田友美
装画jyari
KADOKAWA / 2023年
文学・評論
著吉屋信子
装丁坂野公一
装画マツオヒロミ
河出書房新社 / 2023年
文学・評論
著山川方夫
装丁坂野公一+吉田友美
装画冠木佐和子
筑摩書房 / 2023年
文学・評論
著青柳碧人
装丁坂野公一+吉田友美
装画喜国雅彦
双葉社 / 2023年
文学・評論
著村上春樹、柴田元幸
装丁新潮社装幀室
装画横山雄
新潮社 / 2021年
文学・評論
著木村俊介
装丁吉田考宏
幻冬舎 / 2018年
文学・評論
著長野まゆみ
装丁藤田知子
装画原倫子
講談社 / 2019年
文学・評論
著雪乃紗衣
装丁團夢見 imagejack
装画雪広うたこ
新潮社 / 2017年
文学・評論
著鳥海嶺
装丁山下知子
装画げみ
小学館 / 2018年
文学・評論