一覧に戻る文学・評論夜行森見登美彦失踪した友人をめぐり、夜の絵を辿って各地を旅する連作長編。現実と幻のあわいが少しずつ滲み出していく物語である。深い藍に沈む夜空、遠く瞬く街並み、闇を裂いて走る列車、足もとに灯る光の輪が、草地にひとり佇む人物を静かに浮かび上がらせる。題字は太い筆致の漢字二文字、ローマ字のふりがなだけが小さく添えられ、絵の静けさを際立たせる。夜という時間そのものが、ひとつの場所として立ち上がる構成。About出版社小学館出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画ゆうこAmazonで見る