一覧に戻る文学・評論竜の医師団2庵野ゆき竜という存在を医術の視座から描く連作の第二巻。深い臙脂を地に、白い盾形のパネルへ翼を広げる赤竜の水彩画が大きく据えられる。パネルには竜たちの細密な線描が淡く重ねられ、上端にはリボン状の意匠で英字タイトルがたなびく。古い博物図譜と紋章学を思わせる構成は、竜を畏怖の対象としてだけでなく観察と治療の対象として立ち上げる物語の姿勢と呼応し、画面全体にどこか医書めいた静けさを湛えている。About出版社東京創元社出版年2024年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画岩本ゼロゴAmazonで見る