一覧に戻る文学・評論ビッチマグネットある家族のかたちを、地方都市の風景とともに綴る物語。表紙には夕暮れの住宅街を歩く制服姿の少女の後ろ姿。青から橙、桃色へと滲むグラデーションの空に電線が幾筋も交差し、低い瓦屋根の家々と遠い山並みが街の輪郭を静かに縁取る。タイトルの白い縦書きが薄明の空に重ねられ、一人で歩く小さな背中を物語の奥へと誘う。思春期の景色と家族の手触りが、暮れなずむ光の中でそっと重なり合う一冊。About出版社新潮社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁E9L+新潮社装幀室