一覧に戻る文学・評論イスラーム精肉店孫洪奎+橋本智保ソウルのイスラーム精肉店に引き取られた孤児の少年が、血の繋がらぬ人々のなかで自らの居場所を探していく韓国文学の長編。表紙では、深い青の絵具を厚く重ねた人物のような図像が画面いっぱいに描かれ、にじみと筆跡をそのまま残した粗いテクスチャーに、白い縦書きの題字が静かに切り込む。輪郭の定まらない青の表情が、帯に引かれた「僕は自分の体に残っている傷跡の起源を知らない」という一行と呼応し、出自の不確かさをそっと受けとめている。About出版社新泉社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁北田雄一郎装画MISSISSIPPIAmazonで見る