一覧に戻る文学・評論オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2:後輩メイドと窓下のお嬢様太田紫織英国貴族の館を舞台に、メイドと令嬢が織りなす関係を描いたシリーズの第二作。窓辺の長椅子に腰掛け本を読む少女と、その傍らに静かに立つメイド姿の人物が、淡い水彩のタッチで描かれる。差し込む光、ランプ、寄木の床、花柄のドレスといった調度が時代の空気を運び、書名は縦組みで右肩に配され余白を生かす。柔らかな筆致と落ち着いた色調が、館に流れる静謐な時間と二人の距離をそのまま装丁に写し取っている。About出版社新潮社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画toi8(公式ブログ)Amazonで見る