一覧に戻る文学・評論八月の六日間北村薫仕事も人間関係も少しずつ擦り減らしてきた女性編集者が、ひとりで山へ向かい、六日間の時間を歩きながら自分を整え直していく連作短編。淡い黄緑と若葉色の水彩がページ全面を満たし、開けた稜線の奥に淡い青の山並みがにじむ。中央の細い小径をピンクのザックを背負った小さな人物が一歩だけ進み、足元には白い小花が点描のように散る。タイトルは明朝で抜き、余白の光がそのまま物語の呼吸になっている。About出版社KADOKAWA出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大武尚貴装画平澤朋子Amazonで見る