一覧に戻る文学・評論ロック・オブ・モーゼス花村万月ロックに取り憑かれた者の生と祈りを、骨太の筆致で綴る長編小説。文庫版のカバーは、エレキギターを抱えた少女の肖像を緻密なイラストレーションで描き、白いシャツと黒い髪、楽器の重量感までを静かに立ち上げる。淡い灰緑の地に、黄色いカタカナの題字と弾けた絵具の飛沫が重なり、写実の静けさへロックの熱を流し込む。伏せがちなまなざしと弦を押さえる指先が、音に身を捧げる者の痛みを物語っている。About出版社KADOKAWA出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画watabokuAmazonで見る