一覧に戻る文学・評論神聖喜劇〈第1巻〉大西巨人対馬の壱岐要塞を舞台に、太平洋戦争下の兵営生活を異様な記憶力を持つ青年の視点から描いた長編小説の第一巻。表紙には古い紙のような褐色の地に、白亜の灯台が静かに佇む写真が配される。タイトルの「神聖喜劇」は太く力のある明朝体で大きく置かれ、「第一巻」と著者名の細い文字が均衡を取る。経年を思わせる紙質と、海辺に立つ灯台の孤独な姿が、戦時下の不条理と一人の知性が照らし出すものを暗示するように響き合う。About出版社光文社出版年2002年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁間村俊一装画林哲夫Amazonで見る