一覧に戻る文学・評論帝国の女宮木あや子大手出版社の編集部を舞台に、女性たちの野心と葛藤を描く長編。組織のなかで生き抜く女性の心理を、宮木あや子らしい筆致で浮かび上がらせる一冊。鮮烈な朱赤一色を地に敷き、その上に細い黒い線描で女性の横顔と肩のラインだけを浮かばせる。タイトルと著者名は赤に映える金色で配し、装画と書体は静かに距離を保ちながら、画面全体は熱を帯びる。引かれた一本の線が、強さと脆さの両方を抱えた女性像を静かに立ち上げている。About出版社光文社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画魚喃キリコAmazonで見る