一覧に戻る文学・評論旧校舎は茜色の迷宮明利英司夕刻の旧校舎を舞台にした一篇。廊下に佇む三人の生徒の姿が、表題の迷宮へと読者を誘う。表紙は西日に染まる長い廊下を画材の質感豊かに描いたイラストで、磨かれた床は窓辺の光を吸って水面のように揺らぐ。白抜きの縦組タイトルが茜色の奥行きをまっすぐに切り、英題と著者名が小さく寄り添う。光と影が積層する画面それ自体が、題名の通り迷宮めいた時間の手触りを伝えている。About出版社講談社出版年2014年判型新書判 (103×173mm)ジャンル文学・評論Credits装丁谷口博俊(next door design)装画げみ(Karon)Amazonで見る