一覧に戻る文学・評論きみはいい子家族や学校でひそかに傷を負う子どもたちと、その傍らに立つ大人の小さな選択を描いた連作短編。淡い水色の壁に枝葉の影がうっすらと落ち、桜色の小花と瑞々しい緑が画面を縦に伸び上がる。そこに揚羽蝶が一羽、羽をたたんで止まる。タイトルは細い明朝で右側に静かに重ねられ、写真の余白と光を損なわない。逆光のような白い明るさが全体に満ち、痛みのそばに差し込む祝福のような気配を、装丁そのものが伝えている。About出版社albireo出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオカバー写真岩崎美里