一覧に戻る文学・評論浅生鴨短篇小説集 すべては一度きり浅生鴨ありふれた日常にふと裂け目が走る──そんな瞬間を掬いとった五十篇からなる短篇集。漆黒の地に配されたイラストレーションは、馬の頭をもつ人物がブロッコリーや亀とともに室内に佇む不可思議な光景を、太い輪郭線と鮮烈な原色で描き出している。紫の垂れ幕、赤い椅子、緑の植物。陽気な黄色の帯が現実と妄想の境界を軽やかにずらし、奇妙な手触りを表紙からまっすぐに伝えてくる装丁である。About出版社左右社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画ナミサトリAmazonで見る