一覧に戻る文学・評論残業税残業税」という制度を起点に、働く人々の現在を見つめる一冊。鮮烈なイエローを地に敷き、太く重みのある黒の明朝で三文字を中央に据える構成が、まず視線を引き寄せる。電話を耳に当てる会社員と書類を抱えて駆ける男、そして淡い線画で散らされた様々な職種の人物像や五百円玉が地紋のように画面を満たし、彩色と線描の強弱が奥行きを生んでいる。重いテーマを軽妙に開いてみせる、ユーモアと批評性が同居した装い。About出版社bookwall出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画杉田比呂美