一覧に戻る文学・評論霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下)山深い館に閉じ込められた人々を襲う連続殺人を描く本格ミステリの完全改訂版、その下巻。雪の舞う白に沈むように、長い髪の少女がうっすらと浮かび上がる装画は、輪郭を曖昧にした淡い筆致で描かれ、こちらを見据える瞳だけが静かな緊張を湛える。タイトルは深い臙脂で縦に大きく配され、白の冷気と血のような赤の対比が、閉ざされた館に降り積もる不穏と人の気配を予感させる。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画遠田志帆(JUN KIDOKORO DESIGN)