一覧に戻る文学・評論絶望キャラメル島田雅彦諦めムードに沈む地方の町を舞台に、四人の高校生が織りなす青春群像。やや投げやりに見える表情の制服姿が並び、背後には古びた門構えの建物と木立が淡いセピア調で描き込まれる。人物だけに白とわずかな青が差し色として残され、無気力と若さの境目をすくい取る。タイトル文字は鮮やかな黄で縦に大書され、沈鬱な舞台の上にだけ甘く弾けるように置かれる。絶望と青春、その不釣り合いな取り合わせを、色彩の対比そのもので語る装丁。About出版社河出書房新社出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画東村アキコAmazonで見る