一覧に戻る文学・評論三行怪々大濱普美子百文字病」を患った作家が綴る、三行幻想譚二百篇を収めた著者初の掌編集。淡い藤色の地に、両手を挙げた猫めいた生きものを中央に据え、左にチューリップ、右には骨のような形が静かに並ぶ。水色と桃色の二色をリソグラフ調のかすれで重ねた線描は、フォークアートのような素朴さの内に、どこか定まらない不穏さを潜ませている。短い言葉が招き寄せる小さな怪異の気配が、親しげで奇妙な像と響き合う一冊。About出版社河出書房新社出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木千佳子Amazonで見る