一覧に戻る文学・評論イエスの幼子時代CoetzeeJ.M+鴻巣友季子記憶を消され、見知らぬ土地に流れ着いた男と少年。名も過去も与えられないまま、二人は新しい言葉と倫理のなかで親子の関係を結び直していく寓話的長編である。白い余白に手描きの線で、後ろ姿の大人と幼子が手をつないで歩く。赤い手書きの英題が紙の上を踊り、明朝の邦題が静かに地に置かれる。素朴な線描がこの物語の、出発したばかりの軽さと、まだ名づけられない重さを同時に抱いている。About出版社早川書房出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁早川書房デザイン室装画塩川いづみAmazonで見る