一覧に戻る文学・評論書架の探偵、貸出中WolfeGene+大谷真弓貸し出される〈本〉になった存在が、図書館の外側で海と謎に出会う長編SF。深い夜の青を基調に、書架の並ぶ館の戸口から赤いコートの少女と男性が光の差す外を見つめ、白い鴎が二羽、画面を大きく横切る。下半分はうねる波が押し寄せ、書物の静寂と外洋の流動がひとつの絵に重ねられる。閉ざされた知と借り出されて旅立つ物語が、装画のなかで静かに響き合う。About出版社早川書房出版年2023年判型新書判 (103×173mm)ジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)装画青井秋Amazonで見る