一覧に戻る文学・評論僕は美しいひとを食べたチェンティグローリア公爵敬愛する人間の肉体を口にする——その行為に潜むのは野蛮か、それとも最も深い愛か。聖餐の比喩を反転させ、食と性と祈りの境界を揺さぶる一冊。白地の表紙には、解剖図めいた心臓を芯として、花、魚、フォーク、聖杯、そして女性の貌が、緻密なペン画と淡い水彩で絡み合う。にじむ赤と青が生々しさと聖性のあいだを行き来し、書名の問いを静かに引き受けている。About出版社彩流社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大倉真一郎装画ヒグチユウコ訳大野露井Amazonで見る