一覧に戻る文学・評論孤島の来訪者方丈貴恵孤島へと続く道に立つ三人の影。彼らを迎えるのは何か——タイトルに置かれた「来訪者」の語が、静かな観光地の風景に小さな緊張をもたらす。淡い藤色の空と濃紺の道が画面の大半を占め、遠く水平線には小さな島影が浮かぶイラストレーション。白抜きの明朝タイトルは大胆に分割配置され、英文は細い手書き文字で空を流れる。著者名だけが黄色い帯で強く差し色となり、視線を再び地上へ引き戻す。風景の穏やかさと文字組の緊張が、訪れ手を待つ島の気配を静かに立ち上げる。About出版社東京創元社出版年2024年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画坂内拓Amazonで見る