一覧に戻る文学・評論夏の終わりの時間割長岡弘樹夏の終わりにふと立ち上がる、誰かとの記憶や友情を静かに掬い取る短編集。過ぎゆく時間と、その手前で交わされた言葉の手触りが残る。表紙は深い緑の森を背景に、黄色いレインコートを着た小さな後ろ姿が立つ絵画調のイラストレーション。揺らぎのある手書き文字のタイトルが、子どもの筆跡のように縦に並ぶ。鬱蒼とした緑のなかでひときわ際立つ黄色が、過ぎ去ろうとする季節のなかに残る、誰かへの呼びかけの余韻を確かに抱いている。About出版社講談社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画宮坂猛Amazonで見る