一覧に戻る文学・評論サニーサイドエッグ日常の街角を舞台に、人と猫が交差する物語の気配を、明るくも少し不穏なオレンジの路面が運んでくる。住宅街のパースを駆け下りる男、その先を横切る白い猫、塀の上から見下ろす黒猫——イラストレーションは輪郭を簡潔に刈り込み、朱に近い橙が画面の大半を占めて長い影を落とす。タイトルは右上に黒のカタカナで太く据えられ、絵の物語性と書体の硬さが、穏やかな朝の風景にわずかな緊張をもたらしている。About出版社Watermark出版年2010年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁水野哲也(Watermark)装画龍神貴之Amazonで見る